家は業者の自動販売機

家を考える人は賃貸にするか自分の家にするかと選択するとき、 極端な2点を検討してほしい:ホテルにするか、 山奥の自給自足の家にするか。 レベルを同じにした場合、 0−100%のランニングコストだけか事前投資だけの両端です。

ごく「普通」に自分の持ち家に住んでる人はオーナーでもローンの返済や管理費など、賃貸に近い要素があります。 その上、毎月毎月業者にお金を払わなければ快適に暮らせません。 電力会社、ガス会社、上下水同局などのお世話になります。 そのお金の流れは大変スムースで、直接口座引き落としです。 実は、多くの家は大手業者や独占企業の自動販売機になっています。

よく見ると、強引な面もあります。 家の構造上、仮に雨が降っても、雨水利用の設備がありません。 電気を解約できますが、その結果、お風呂はガスなのに、沸かせません。 自分の持ち家なのに、年金生活のときこそ家計に響く定期的出費が発生します。

生涯利用する家は老後の家計の負担になるより、安心を与えてくれる生活基盤になってほしいものです。

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